地政学リスクをFXのチャンスに変える

地政学リスクをチャンスに変える

基本的に地政学リスクがおこったあとのドル売りはチャンスです。基本的に為替相場におけるテーマ、ドル買いが基本の流れになっている場合においては、いくらリスクが高まったといってもそんなにそのテーマ、為替相場におけるトレンドを変更するまでには大きなインパクトを市場に与えることはありません。あくまで為替相場の通貨間の為替レートを決めるのは、経済的基礎要因であるファンダメンダルズなのです。

 

実際、米国経済の雇用消費などが好調でインフレ懸念がおこっていたとします。実際世界同時多発テロのときがそうでしたが、一瞬、米ドルは売られますが、その後すぐさまドルは買い戻されます。当時の為替相場のドル円は110円位で、世界貿易センターにテロ犯がのっとったジャンボ飛行機が突っ込んだ時もドル円は約1.50円しか落ちませんでした。その後、好調な米国経済を背景にドルは買われ、ドル円は約120円位まで上昇。

 

記憶に新しい、円安大相場になっています。このように地政学リスクがおこってドル売りがおこっている為替相場は、FXにとって大きなチャンスになるのです。